黒サンゴ水木

東京は、冬のような陽気です。
水道水は冷たく、朝顔を洗っていると身の締まる思いがします。
花の市場は、鉢物中心の火曜日です。
仲卸の売り場はとても静か、シーンとしています。
今日は、静かな火曜日です。

寒小菊が、見事です。
昨日入荷した寒小菊は3本束、大変ボリュームがあります。
価格はそれなりに高く、その価格に躊躇する花屋さんがいたほどです。
だから昨日はそれをばらして、1本づつラッピングをします。
そうする事で仕入れやすくなり、もっと多くの花屋さんに見事な寒小菊を使ってもらえればと思うのです。
葉の紅葉そして風情たっぷりの枝振り、晩秋から冬に掛けての絶品と言えます。

昨日入荷した輸入の切モミを、今日束ね直しました。
店頭に並べる時は、ひと箱をいくつかに分けて並べます。
小束にした方が、花屋さんが気軽に仕入れやすいからです。

切モミを入れているのは発泡スチロールの箱、切モミを並べるのに最適、だからずっとこれを使っています。
その発泡スチロールの箱は、もともと夏場のブルースターの入っていた箱です。
しかし今はブルースターを出荷する時に発泡スチロールの箱を使っていないので、数年前のものを使っています。
だから結構箱がぼろぼろで、どう見ても今年が限界のようです。
まだ今年の切りモミの商いが終わっていないのですが、さて来年はどうしようかと考えてしまいます。

年末年始用のいろいろな花材の案内が、昨日やって来ました。
小菊からスターチースやスプレー菊そしてオリエンタル百合など、これで7割くらいでしょうか。
価格は、ほぼ昨年と同じです。
気になるのはその中に白菊の案内がひとつもない事、安心できる作況ではないだけに気になります。

師走はほかの物日と違って、妙に緊張するのです。
それは止市が終われば基本的に初市まで仕入れができない、そんなところにあります。
1年の最後の納品は無事に終わらせ、お互いに気持ちよく終わりたいものです。
そんな止市が、もうすぐにやって来ます。

店頭には、1年中サンゴ水木の赤と緑が並んでいます。
荷主さんは、カキツの荷主さんのKさんです。
そのKさんが、明日は黒いサンゴ水木を持ってきます。
昨年よりも長さが出て、そして本数がまとまったとの話です。
だから明日は、赤と緑のサンゴ水木の横に黒いサンゴ水木が並びます。
これからクリスマスに掛けて、ちょっとたのしみな黒いサンゴ水木です。